ど～も
お餅ROIです。
学生時代から今までずっと、頭のいい人ってどんな人なのかなぁ？と考えて生きてきました。
そして、色々調べているとユダヤ人が、頭が良いと言う意見がありました。
そこで、ユダヤ人のことを調べていました。
すると、ユダヤ人は教育を最大の資産だと語っていることを知りました。
どの様に教育を伝えているか気になりますよね。
どうやら、【タルムード】と言う口伝律法とヘブライ学者の書き留めた議論集で伝えているそうです。
簡単に言うと、日本昔話（にほんむかしばなし）のユダヤ人バージョンです。
一部分が日本語訳されたタルムードが出版されていたので、全部読んでみました。
読んだ感想としては、日本昔話と比較した時に全くレベルが違うと思いました。
大人が読んでも驚くレベルの高さだと思いました。
そこで、私なりの日本版タルムードを作ることにより、日本昔話をレベルアップできたらいいなぁと思いました。
では、いきましょうか。
目次
この世には2種類の民族が存在する
昔々、あるところに2種類の民族が存在していました。
それはTesla民族とNio民族でした。
この2種類の民族は、一つの乗り物に対して、どちらに所有権があるかと言い争いになりました。
程なくして、些細なことをきっかけに、武力を行使した争いになりました。
拮抗していた2種類の民族は、何十年も争い続け、ようやく決着がつきました。
争いに勝ったのはTesla民族でした。
決着した時には、人口が激減してしまいました。
争う前の100分の1の人口になっていました。
鬼が生まれる過程
争いに負けたNio民族は、Tesla民族と約束を結びました。
それは、今から行く孤島から決して出ない事でした。
争いに負けたNio民族が向かった島は、一つの孤島でした。
その孤島は、年がら年中、太陽の光がとどきませんでした。
なので、農作物も育ちませんでした。
また、出るなと約束を結びましたが、孤島の周りは年がら年中、津波や嵐が発生していました。
なので、そもそも出ることさえ困難でした。
この悪天候で悪条件の生活をずっとしていました。
その結果Nio民族は、いくつもの意見の対立が起きました。
なので、元々のNio民族から分離した民族が現れました。
それは、新たにoNi民族と言う様になりました。
そして、oNi民族のみが、この悪条件の中、数千年生き続けました。
その結果、悪条件に対応した身体になりました。
具体的には、身体は大きく、力は強くなり、キバや角が生えてきました。
まるで、化け物のようでした。
この人間からは遠くかけ離れた化け物の様な姿をした、oNi民族は、【鬼】と呼ばれるようになりました。
若い鬼の台頭
ある若い鬼は、なぜこの悪条件の島で苦労しながら生きているのか？とても疑問に思いました。
誰に聞いても答えてくれないし、教えてくれるそぶりさえなかったです。
その結果、若い鬼は、この孤島で住み続けることに窮屈さを感じていました。
その結果、何度も船を作って、船が壊れて転覆して死にかけてしまいました。
そして、ある時、ようやく嵐や津波の絶えない海を渡りきることができました。
たどり着いたの先は、一つの島でした。
豊かな島を発見
その辿り着いた島は、かつて争いに勝ったTesla民族の島でした。
若い鬼はとても喜びました。
その理由は、太陽の光があたり気候も穏やかで、食料もたくさんある島を見つけたからです。
すぐに仲間に教えてあげようと思いました。
しかし、悪天候を突破するほどの好奇心旺盛な若い鬼は、さらにこの島の先が気になりました。
なので、島の奥の方へ向かっていきました。
Tesla民族との再会
島の奥の方へ向かっていくと、豊かな農村地帯へ辿り着きました。
若い鬼は、仲良くなりたいと思い近づきました。
そして、近づいて話しかけましたが、通じませんでした。
声が小さかったのかな？と思い、大きな声で話しかけました。
すると驚きました。
そこにいた人達が、襲い掛かってきたのです。
若い鬼は、傷つけられないように必死で身を守りました。
丈夫な身体を持つ若い鬼でしたが、さすがに、このままでは危ないと思いました。
なので、襲い掛かって来た人は、無視して、近くの家や建物を全て破壊しました。
これを行った理由は、明らかな戦闘能力の差があることを知らしめるためです。
また、仲良くなりたいので、人を傷つけなくないからです。
そして、さらに若い鬼は、考えました。
このままでは、まだ襲い掛かってくる可能性があると思ったのです。
なので、襲い掛かって来た人が持っていた武器や家にあった物を全て奪いました。
そこには金銀財宝や衣類や食料もありました。
oNi民族の島へ逃げ帰る
若い鬼は、仕方なく奪った物を船に乗せました。
そして、元々いたoNi民族の島へ逃げ帰りました。
このことを、年長者に伝えると、とても驚いていました。
その理由は、孤島を出るなと言う約束を破ってしまったからです。
理由は、分からないが若い鬼はとても怒られました。
郎太桃（ろうたいとう）の誕生
ある日Tesla民族から、一人の天才が生まれました。
その天才の名を【郎太桃】（ろうたいとう）と言いました。
この郎太桃は、兎に角、頭が良く、力が強かったです。
一番、重要なことは、コミュニケーション能力がとても高かったです。
郎太桃は成長して大きくなると、襲われた農村の敵討ちをしようと思いました。
理由は、金銀財宝を奪われて村を破壊されたからです。
この郎太桃は、なぜか分からないが、【きびだんご】と言う、食べ物を持参して、oNi民族の住む孤島へ向かい始めました。
すると、郎太桃は犬、猿、雉と出会いました。
郎太桃はコミュニケーション能力が最強です。
なので、たった1個のきびだんごを与えただけで動物を仲間にすることが可能でした。
屈強な鬼に対して、たった1個のきびだんごで仲間に引き入れるコミュニケーション能力はまさに圧巻です。
鬼ヶ島へ到着
郎太桃は、とても頭が良かったです。
よって、【oNi民族の住む孤島】と言う名称が長い！！と思っていました。
えぇい！とoNi民族の住む孤島を省略して、【鬼ヶ島】と名付けました。
oNi民族再び敗れる
実はかつて渡航に成功した、若い鬼は、今やoNi民族の長になっていました。
行動力や起点の利く性格だった為、一族の長に必然的になりました。
また、郎太桃は、とても頭がいいです。
仲間の犬猿雉に、数日間、この孤島の調査をさせていました。
その結果、分かったことがあります。
それは鬼も夜は、皆寝ている事と、誰がこの村の長なのかです。
具体的な戦術は、まず雉を解き放ち、島の全体図を把握しました。
そして、猿を解き放ち食料調達と村の長の把握です。
最後に犬を解き放ち村の長の居住地の把握をしました。
その調査結果から、夜皆が寝ている時に村へ襲い掛かりました。
しかも一目散に村の長に目掛けて最短ルートでいきました。
なので必然的に、すぐに決着が着き、鬼は敗れました。
奪った金銀財宝はもちろん、他の全ての物資までもが取られてしまいました。
oNi民族はさらに、貧しくなったとさ・・・
めでたしめでたし。
伝えたかったこと
今回は、色々な伝えたい要素をふんだんに入れてオリジナルの物語を作りました。
1点目は、視点を変えて物事を見ると言うことです。
人間は、一つの対象に対して、一方向でしか見ていない傾向があります。
賢い人は、様々な方向性からも見ることができるかもしれません。
しかし、相手側の視点でどれだけの人間が考えられるでしょうか。
2点目は、隠し事をせずに、しっかりと教育をする必要性があると言う事です。
そもそも約束事や、なぜこの約束をしたのかの過去の歴史を伝えていれば、若い鬼はこの様な行動をとる必要性がなかったかもしれません。
3点目は、共通言語の重要性です。
言語さえ通じていれば、見た目が確実に異なる2種類の民族も仲良くなれたかもしれません。
4点目は、しょせん争いに勝った方が正義という残酷な事実です。
敗者が何を伝えようと、負けた側に正当性はないのです。
5点目は、本当の意味での鬼とは、どちらのことを言うのでしょうかね。
見た目が化け物なのか、中身が化け物なのか。
6点目は、コミュニケーション能力の必要性です。
日本人は、黙っていることを良しとしています。
本当に黙っていると良いことがあるのですかね。
7点目は、倒す相手のリーダーを最短で狙うと言うことです。
少ない人数に対してのみ、攻め込む戦略をランチェスター戦略と言います。
子供にとって、本当の意味で生きていく人生の物語を伝えられればと思い作成してみました。
ちなみに私が読んだタルムードを以下に載せますので、参考にしてください。
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参考になったら嬉しいです。
ではまた。
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