株の売り時を5日移動平均線で判断する方法を具体的に解説【テクニカル分析】

投資

ど~も

お餅ROIです。

 

株式投資をしている人にとって困る事の一つが、買った株をいつ売って利益を確定させるのか?ではないでしょうか。

初心者や初級者は、とても困る課題ですよね。

実は、中級者以上の人も悩みながら利確しています。

 

つまり、経験を積んだ玄人でさえ基本中の基本である、いつ利益確定をするのか!に悩んでいるのです。

 

今回は、移動平均線を用いて実際のチャートでどこで売るのかを解説しようと思います。

ひとつの考え方やアプローチ方法だと解釈してください。

 

では、いきましょう。

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いつ利益を確定するのか

いつ利益を確定するのかは、簡単です。

 

5日移動平均線よりも終値が下回った日の終値か翌日に売ってしまいます。

例え、損切りになったとしても売ってしまうのです。

大きく負けなければ株式投資では問題ないので、軽傷と考えましょう。

ほかで勝てばいいだけですからね。

 

損切りに関しては、以下も参考にしてください。

損切りのコツやタイミングを具体的にチャートの実例で解説【株式投資】

 

【5日移動平均線よりも終値が下回った日の終値か翌日に売る】この考え方が基本中の基本です。

あとは色々なパターンを組み合わせながら、実践でどうするか判断していくことになります。

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基本設定

基本設定としては、時価総額の大きな個別銘柄やETF、指数などで使用できると解釈してください。

 

時価総額が小さい個別銘柄は、一部の資金力のある集団によって価格が操作されるおそれが高い為に、適用されにくい時があります。

しかし、この考え方は、基本中の基本なので参考にはなるはずです。

 

そして、今回は米国株の時価総額の大きな個別銘柄を参考として解説していきます。

 

移動平均線の設定は、短期が5日、中期が20日、長期が60日で設定してあります。

理由が分からない人は以下も参考にしてください。

移動平均線の数字設定のおすすめを日本と米国で比較し解説【テクニカル分析】

移動平均線の設定記事を読んだ人へのアドバイス

上記の記事を読んだ人は、ある疑問が生じるかもしれません。

よって、その人の為に解答だけしておきます。

私は、どの銘柄もとりあえず短期が5日、中期が20日、長期が60日で設定して考察してから、他の設定に切り替えたりしています。

よって、今回は米国株の個別銘柄にもかかわらず、この設定になります。

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チャートで実践

ここからは、私なりのチャートで実践です。

正解か不正解かは、分かりません。

損する時もあれば得をする時もあるからです。

しかし、合計すると得しているので正解に近いのかもしれませんよ。

 

では、今回は下図のチャートでいきましょうか。

順調に上昇してきた株価が左側の様にある日を境に下落しました。

何度も、その高値を超えようと挑戦しましたが、たどり着けずに下落してきて、株価が横並びになってきたチャートをしています。

右側の最新情報を見ると、上から、長期、中期、株価、短期なので、どちらかと言うと弱いチャートをしています。

つまり、今後は、下落する可能性が高いなぁと思いながら観察していくことになります。

 

観察していると下図の様になりました。

右側の縦長の点線で示した日に、陰線をつけています。

この日が重要なのですが、分かりますか?

私のブログを毎日読んでくれている読者の人なら、すぐに分かるはずです。

 

そうです。移動平均線が全て重なりました。

つまり、前回教えた【滑り台チャート】に似ているのです。

良ければ以下も参考にしてください。

下落局面で株式を購入する仕込み時を解説【株式を購入するタイミング】

 

よって、この翌日以降に株価は上か下へ大きく動く可能性が高いと予測します。

滑り台チャートに似ているので、どちらかと言うと上へいくんだろうなぁと経験として予測はしているわけですけどね。

観察していると下図の様なチャートになりました。

この日の陽線で、買ったと仮定しましょう。

個数は、いくつでもいいですが、とりあえず100にしておきますか。

 

観察していると、数日後に下図のチャートになりました。

終値が5日移動平均線よりも下になっていますよね。

よって、基本中の基本のルールにのっとって利益確定して終わればいいですよ。

 

しかし、今回は滑り台チャートです。

これが合わさると、大きく動く可能性が高いことを経験上知っています。

よって、翌日も観察してみようと私なら考えます。

観察していると、下図のチャートのように翌日に大きな陽線をつけました。

よって、保有した状態でさらに観察をすることになります。

この日の陽線は直近高値よりも高い終値になっています。

よって、中級者以上の人は、ここでさらに買っています。

個数は、前回と同じ100としておきましょうか。(これで合計200です)

 

観察をしていると下図のようなチャートになりました。

株価は横並びになり、何度も陰線をつけて終値が5日移動平均線よりも下です。

念の為、保有した状態で翌日も待機してみます。

すると下図の様なチャートになりました。

よって、基本中の基本ルール通り売ってしまいましょう。

これが安全に利益がでる方法になります。

 

しかし、私目線は違います。

黄色の5日移動平均線に注目してください。

モメンタムが強いですよね。

単純に5日移動平均線の傾斜の角度が鋭いですよね。

もしくは、短期と中期の移動平均線の間が今までよりも、広いですよね。

この様な時も、私の経験上は、さらに上がる事が多いです。

よって、私なら保有した状態で観察をします。

重要な事なので、もう一度いいます。

初心者や初級者は利益確定して売ってしまっていいですからね。

勝ち逃げしちゃいましょうw

 

観察すると下図の様なチャートになりました。

ガーン・・・大きく下落しました。

仕方がないので、大きく負けない為に半分売ります。

今回で言えば、200の内100を利益確定するわけです。

 

観察していると下図の様なチャートになりました。

横点線で示したように、この日の陽線は直近高値を上回っています。

よって、ここで買いをいれます。

とりあえず、100買って合計200にしておきますしょうか。

観察していると下図の様なチャートになりました。

数日間、ずっと陽線をつけて上昇しましたね。

かなりの利益があるのではないでしょうか。

そして、陰線をつけて短期移動平均線よりも下になりました。

基本中の基本ルールで売ってしまいましょう。

 

しかし、私目線は違いますw

そろそろ分かってきましたかね?w

移動平均線ですよね。

短期と中期、中期と長期の感覚がかなり今までよりも幅がありますよね。

こういう時は、上昇が強いのです。

よって、私なら保有します。

観察していると下図の様なチャートになりました。

陰線の翌日に、やはり陽線をつけてきたなぁと言った感覚でしょうかね。

 

観察していると下図の様なチャートになりました。

いやぁ・・・陽線の後に何度もいやらしい陰線をつけていますよね。

株価が横並びになっています。

 

よって、初心者や初級者はルール通り利益を確定して勝ち逃げしちゃいましょうw

 

しかし、私目線は違いますw

短期と中期の移動平均線の幅は狭くなってきました。

しかし、中期と長期の移動平均線の幅は広いです。

よって、まだまだ強いチャートに見えています。

 

そして、ここに注目です。

この最新の日につけた十字線か陰線か分かり難い日足に注目します。

まぁ陰線だと仮定しましょうか。

陰線なので、弱い日足に皆さんには見えていますよね?

実は、私には違う景色がみえています。

それは、今までは、明らかな陰線をつけて横並びになっており、しかも短期移動平均線よりも終値が下回っていました。

 

それにも関わらず、今回は、短期よりも株価が上回った陰線です。

よって、強いのです。(陰線のふりをした陽線みたいなものだったわけです)

なので、さらに買い増しをします。

100買って、合計300にしておきますか。

 

観察していると下図の様なチャートになりました。

あの日の陰線から、約3週間くらい株価が上昇しました。

そして、窓を空けて陰線をつけました。

経験上ですが、窓を空けて上昇したら、その空間を埋めるために株価は下がってくることが多いです。

よって、それを懸念しながら観察をしていくことになります。

 

観察していると下図の様なチャートになりました。

大陰線をつけて短期よりも株価が下回りました。

よって、基本中の基本ルールに従って売れば良いですよw

 

しかし、いやらしい事に・・・嬉しい事に・・・短期と中期、中期と長期の移動平均線の幅が広いですw

そろそろ、はやく利益確定したいなぁ・・・と思いながら・・・私なら保有しますw

 

観察していると下図の様なチャートになりました。

予想通り、窓を空けた株価を埋めにきましたねw

よって、利益確定して安心をとりに売れば良いと思いますよw

 

しかし、中期と長期の移動平均線の幅が広いです・・・

よって、私なら保有するかそろそろ一部だけ売ります。

今回は一部売ったとしてみましょう。

100売って合計200保有です。

 

観察していると下図の様なチャートになりました。

今まで一度も、中期の移動平均線よりも株価が下回った事がなかったのに、下回りました。

よって、そのタイミングで全部売っていると思います。(ノーポジです)

 

さらに下落が続き、長期の移動平均線にタッチしました。

一度もタッチしたことが無かったにもかかわらずです。

よって、どれだけキープしてても、ここで全部売っていいかと思います。

 

さらに、観察していると下図の様なチャートになりました。

左側で表示しているので見て分かる様に、あの日の下落が嘘の様に・・・株価が上昇していきましたねw

結果論ですが、何も考えずに成長性を信じて、ずっと保有しているのが正解の株だったみたいですね。

この日以降もずっと上昇していますからね・・・w

 

良ければ以下も参考にしてください。

割安株の見つけ方を株探を用いて具体的に解説【ファンダメンタルズ分析】

先払い企業に投資するおすすめの理由を解説【初心者の株式投資】

なぜ株式投資がおすすめなのかの理由をプラスサムゲームを用いて具体的に解説

参考になったら嬉しいです。

ではまた。

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