ど~も
お餅ROIです。
近年、低金利が続いています。
そこで、貯金について考えさせられるのではないでしょうか。
具体的には、なぜ貯金を日本人がしているのか?について気になる点ですよね。
その結論を私なりに伝えようと思います。
それは、歴史と教育にあると感じています。
では、いきましょう。
太平洋戦争(軍事)
貯金の文化は、太平洋戦争から来ていると思います。
当時の日本は、戦争を行う時の金銭を外資と酒税で賄っていました。
例えば、日清戦争などです。
しかし、太平洋戦争は第二次世界大戦の局面の一つです。
つまり、お金を借りていた国も戦争に参加しています。
なので、外資からお金を借りられなくなりました。
そこで、困った日本政府は1935年に【家が焼けても貯金は焼けぬ】と言うスローガンを掲げました。
つまり、郵便貯金の奨励をしました。
その後、1941年には【国民貯蓄組合法】を作りました。
その結果、日本国民は、強制的に貯金をさせられました。
その貯金は軍事に使用されました。
この様な、国策の歴史があります。
貯金と預金の違い
貯金とは、郵便局にお金を預けることです。
預金とは、銀行や信用金庫にお金を預けることです。
以下からの説明は、全て貯金で統一しますね。
貯金の利率
以下のグラフは、通常の郵便貯金の利率です。(1988年から2003年)
年度 | 貯金金利(%) |
1988年 | 1.68 |
1989年 | 1.8 |
1990年 | 1.92 |
1991年 | 3.48 |
1992年 | 2.88 |
1993年 | 1.8 |
1994年 | 1.32 |
1995年 | 1.35 |
1996年 | 0.25 |
1997年 | 0.25 |
1998年 | 0.25 |
1999年 | 0.15 |
2000年 | 0.08 |
2001年 | 0.12 |
2002年 | 0.02 |
2003年 | 0.005 |
高度経済成長期あたりまでは、良かったようにみえますね。
そこまでは、利率が良かったので親から子へ貯金をしっかりしなさいと伝えられていきました。
つまり、貯金が正しいと言う学校や家庭での教育がありました。
そして、それは今もなお続いています。
お餅ROI話
令和の現在は、貯金のみの選択は明らかに誤った選択肢だと断言できます。
理由は、貯金しかしていない人でお金持ちがいないからです。
疑う方は、周りの知人や上司や先輩を見てみてください。
そこに正解が無い事は理解できるかと思います。
では、貯金をしない方がいいのか?
これに対しては、した方がいいと思います。
貯金のメリットのみを今後も使用すると言う事です。
具体的には、給与振込をスムーズに行い、すぐに現金化できるメリットを生かすのです。
利率に関して私の感想としては、1996年あたりの低金利になった後の行動で命運が分かれていると思います。
具体的には、もっと利率の良い所へ保管場所を移行したかどうかです。
ここが、頭が良い人かどうかの分岐点だったのかと思われます。
つまり、投資です。
ここで注意するべき事は、投資は良い手段になり得るくらいのイメージになります。
具体的には、貯金はダメで投資が良い選択肢だと理解してはいけません。
貯金の利率が万が一、良くなれば、そちらへ移行すると言う知識と行動が今後は必要なのです。
投資に関しては、積立ニーサの戦略を教えてあるので参考にしてください。
良ければ以下も参考にしてください。
働かないおじさんはどのようにして生まれたのかデメリットは何かを解説
参考になったら嬉しいです。
ではまた。
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