役所の異動は誰が決めているのかを解説【市区町村の公務員】

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お餅ROIです。

市役所に就職したい人にとって、異動に関しては知りたい情報ではないでしょうか?

嫌な上司や行きたい部署がある人にとっては、耐える年数の目安になりますもんね。

また、市民の立場でも、この情報を知っていると、スムーズな行政サービスをしてもらえます。

なので、市役所の異動は誰が、いつ、行うのかなどをお伝えしようと思います。

情報源としては、実際に市役所の事務職として働いていた私と、違う市役所で働いている友人の情報を合わせたものになっています。

では、いきましょう。

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異動の時期

異動の時期は、4月1日の2週間前頃に内示されます。

 

なので、3月頃になると役所の職員は、そわそわし始めます。

だいたいの感覚としては、全体の3割程度が部署を異動するイメージです。

 

時期を見て分かる通り、本当に何の前触れもなく通告されます。

目安としては、3年ごとに異動するものだと考えているのが無難かと思います。

短い人ですと、1年後に異動も余裕であります。

中には、5年異動しない人や、まさかの18年、同じ部署の人さえいます。

 

異動の内示後のスケジュール

異動の内示後のスケジュールは、すぐに4月までの残された2週間程度で引き継ぎの準備を行い実施します。

そして、4月から引き継ぎの継続と、自分自身も新しい業務を覚える必要があるので、引継ぎをしてもらいます。

これが、だいたいゴールデンウィークあたりまで、続くと思った方がいいです。

なので、内示された人は地獄の生活がスタートします。

 

イメージとしては、急に畑違いの部署に異動させられたと思って頂ければいいです。

 

役所に市民が行くベストなタイミング

役所に市民が行くタイミングは、新生活が始まる3月から5月のゴールデンウィーク辺りが多くないですか?

新生活のスタートや、地方への異動で、住民票や転出転入届を行う時期だからです。

 

つまり、役所の異動がされているタイミングと被りますよね。

 

よって、役所は新しい業務で慣れていない人が多発しているので、役所に行っても、とても待たされますよ。

そして、慣れていない業務なのでミスをしないように、慎重に職員は業務を行います。

この事により、待ち時間がさらに増えるのです。

 

では、市民としては特段の理由がない限り、夏以降に行くことをおすすめします。

それくらいになれば、ある程度職員も業務に慣れてきているからスムーズだからです。

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異動後は呑み会が必須

異動後は必ず、呑み会が必須であります。

 

異動する人は、異動先と異動元の2回は行かなければいけません。

なので、週末の金曜日の2回のスケジュールが埋まります。

行きたくないのに欠席できないのが現状だと思います。

 

ちなみに部長に出世すると、複数の課の呑み会があります。

私の部長は5回程度は出席していました。

 

しかも、公務員は年配者が多く出費しなければならない不思議な文化があります。

なので、部長はこの時期になると、数十万円程度支払っていると思われます。

自分の役所だけではなく、近隣の役所や、官僚候補との呑み会もあるからです。

 

異動は誰が決めているのか

異動は誰が決めているのかは不思議な所ではありますよね。

今から順番に説明しますが、副市長が決めていると思っていいと思います。

 

まず総務課の課長が、誰がどこに配属するのかを決めます。

その決定事項を課長は、総務課の部長に提出します。

 

すると、部長の赤ペン先生が炸裂します。

課長の決定事項に対して、ほとんど修正をします。

その総務課の部長が決めた決定事項を、今度は副市長に提出します。

 

すると、副市長の赤ペン先生が炸裂します。

部長の決定事項に対して、ほとんど修正をします。

その内容が、役所の異動内容として、内示される訳です。

 

私は、いつも思うことがあります。

それは、初めから副市長が作れよ!!!ですw

課長と部長が作成した原型は、ほとんど無いらしいですからね。

 

よって、上記で紹介した18年連続で異動しない人は、凄いですよね。

印象が薄い人なんでしょうかねw

 

どの様な考え方で決めているのか

どの様な考えで決めているのかは、人によるになります。

しかし、副市長は、上位の役職から決めていると言っていました。

 

まず、部署の部長から、どこに配置するか決めます。

その人と、仲の悪い人は除外して、業務がスムーズな人を側近にしていきます。

あとは、それを繰り返しているだけです。

なので、新入社員や若手社員は、余った椅子を適当に配置されているにすぎません。

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副市長とは

副市長とは、役所のNo2にあたる人の事を言います。

副市長は、市長が推薦して決めます。

たいていは、総務課や財政課の部長をしていた人を推薦して、副市長にすることが一般的です。

 

ちなみに、市長の概要は、以下も参考にしてください。

公務員とは?行政とは何か?一般公務員と特別公務員の違い!解説

 

役所の上位の部署

業務内容によって、上下を決めることはおかしい事ですが、出世しやすい部署は存在します。

 

それは、上記で挙げたように役所の上位の部署です。

具体的には、総務課や財政課や秘書です。

これらの課を経験せずに部長になる人は、稀だと思っていいでしょう。

公務員は出世したいのか

よって、職員は出世がしやすい部署に行きたいと思っている気がしませんか?

実は違います。

 

ほとんど全員が、楽な部署にいきたいと思っていますw

具体的には、支所とか図書館とか観光課とかが人気です。

 

理由は、年功序列で給与が上がっていくのに、わざわざ辛くてストレスのある部署に行きたいと思う人が少ないからです。

 

年功序列などの日本型雇用に関しては、以下も参考にしてください。

日本型雇用と今後の日本の展望!藻掻いて藻掻いて藻掻きまくる!!

 

良ければ以下も参考にしてください。

キングダムの飛信隊の強さランキング!2021年3月時点

いかにして無料で稼ぐのか?信用度の大切さとは?キンコン西野氏から学んだこと!具体的な戦略!敵味方の判断基準とは?

 

参考になったら嬉しいです。

ではまた。

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