どーも
お餅ROIです。
日本でサラリーマンとして働こうと、新卒や転職などで大手企業にいきたいと考える人は多い印象があります。
世間の声に耳を傾けると、どうしても大手企業にいきたい!とか言っています。
それを聞くと、本当に大手企業で良いのかなぁ?と心配をしています。
私は、東証プライム上場企業に勤めた経験や、直近でも転職活動で大手企業に合格しました。
今回は、そんな私が、実際に大手企業で電気の設計エンジニアとして働いた経験から個人的に思う大手のデメリットをお伝えしていこうと思います。
実は私は、サラリーマンとして働く人、全員に大手企業に行け!とは思っていません。
では、いきましょう。
大手企業で働くデメリットを解説【電気設計エンジニア】
大手企業で働くデメリットを解説【電気設計エンジニア】します。
年功序列
1点目は、王道中の王道である年功序列です。
これの何が嫌なの?って言うと、定期昇給やボーナスがほぼ同じなのです。
どれだけ良い評価をされようが、悪い評価をされようが同期と比べて、あまり大差がありません。
例えば、悪い評価をされたから、定期昇給の金額が同期と比べて100円少ないとかです。
昇給金額が5,100円と5,000円って大差ありますか?
また、良い評価をされたから、ボーナスが2万円高いとかです。
例えば、ボーナス1回分の総支給が60万円と58万円って、大差ありますか?
こういう事です。
なので、大手企業ではリスクを冒して挑戦するのではなく、失敗をしないで減額しないでおこう!
この様に考える人が多発しています。
やりがいが無い
2点目は、やりがいが無いです。
大手企業は、利益率が高くなるように仕事内容をシステム化・効率化しています。
よって、自分がやらないでも誰かがやっても同じようにできる様にしています。
これって、創意工夫が出来なくて、仕事にやりがいがないですよね?
さらに、仕事が10で終わるとしたら、自分がやる仕事は、10の内の3だけとかです。
毎日、ずっと3だけをやっていくことになります。
これって、やりがいはありますか?
通信教育
3点目は、通信教育を半年に一回、受けさせられます。
会社から用意された冊子のプラン内容の中から、自分が決めて(本当に任意か?は疑問)、通信教育を選択します。
少し時間が経過すると、自宅に封筒が届きます。
中身を見てみると、教材と提出用の問題用紙と返信用の封筒がはいっています。
例えば、問題用紙は3つあり、1か月ごとに3か月かけて返信するように記載されています。
80点以上が合格で、合格するまで何度でも再提出させられます。
そして、見事に全部を合格すると、受領証が届き、それを会社がチェックします。
チェックしたら、ようやく通信教育にかかった金額の半額が給与に振り込まれて完了と言う流れです。
この通信教育は、ほとんど役に立たない内容が多いと私は思っています。
さらに、役に立つために●●資格の教材を選んだと事があります。
届いた教材の内容を見てみたら、初心者が読んでも訳が分からないゴミ解説ばかりでした。
要するに、大手企業は社内外に対して、教育をちゃんとしていますよ?
ってアピールするためのゴミ制度が通信教育だと私は解釈しています。
あなたは、大手企業でこれをやりたいですか?
ちなみに、私は若い時に一度やらずに放置したら上長に呼び出されて、追及されました。
ぇ?あくまで任意の学習制度ですよね?(意味不明
出向・異動がある
4点目は、出向・異動があるです。
具体的に言うと、突然上司から呼び出されて、1~2か月後に●●へ宜しく!と言われます。
大手企業の良い所は、ここで断れる所かもしれません。
しかし、断ると評価はかなり落とされるシステムではあります。
そして、了承すると、年にイレギュラーも含めて2度程度ある人事発表で●●へ異動と全社員に通知されます。
異動ならまだいいが、何も知らない子会社への出向もあります。
ちなみに、出向から帰ってくると役職がワンランク上がるって言うシステムだったりはします。
私がここから言いたいことは、日本国の会社は未だにゼネラリスト(その会社でしか通用しない何でも屋)を育成しようとしているのです。
今働いている会社でずっと働く、もしくは働き続けられるなら良いが、他社で通用しないと不測の事態でピンチになると思います。
会議が多くて長い
5点目は、会議が多くて長いです。
基本的に、役職者になると毎日会議があります。
一般職では、週に一回か、一か月に一回は必ず、会議があります。
そこでは自分が行ってきた仕事内容を会議の中で、報告しなければいけません。
上長も忙しいのかなぁ?と思い要点をまとめて、報告をします。
すると、上長はなんだ時間が余ったなぁと思ったのか?自分の長話を話し続けます。
イメージとしては、60分の内の40分程度は話しています。
なぜか分からないが年長者は、同じ内容の話を違う言い方で何度も話します。
その結果、ずっと同じ話を聞かされる会議に参加しなければいけません。
プレゼンの機会が多い
6点目は、プレゼンの機会が多いです。
上記で解説した通り、部内や課内での会議でも報告(プレゼン)があります。
さらに、QC活動や改善提案、特許の報告などのイベントでもプレゼンをやらされます。
言葉だけで終わらせようとすると、次回から、パワーポイントで解説するように!と言われます。
手間なので、簡単なパワーポイントを作成すると、もっと丁寧に分かる様に表やグラフを作成するように注文されます。
さらに、聞いてもいないのに、誤字脱字やグラフや表のミスを指摘してくれます。
メインの仕事ならまだしも、どうでもいいイベントの為のパワーポイントの作成やプレゼンは必要なのか?疑問です。
あなたは、やりたいですか?
ヒマ
7点目は、ヒマです。
これは職種によるかも知れませんが、大手企業のエンジニアは基本的にヒマです。
エンジニアは基本的には自分でモノづくりがしたい人が多いです。
なので、上流にいる上司はやることがあるかもしれません。
しかし、中流や下流にいると、上からの指令があまりないので基本的には、ヒマです。
分かりやすく言うと、私が新人のエンジニアの時は、一週間の内、3時間程度の図面を描いたら残りの時間はヒマでした。
なので、ネットで調べものしたり、勉強をしたり、ゆっくりと仕事をして耐え忍んでいました。
先輩に相談したら、自分もそうだったと伝えられました。
要するに、何の解決方法もなく、ほぼ全員が基本的にはヒマって事です。
配属ガチャ上司ガチャが一生続く
8点目は、配属ガチャ上司ガチャが一生続くです。
新卒で大手企業に合格すると、良く分からない仕事内容の部署へ配属されます。
さらに、会った事もない人が上司になります。
これに不満があると、あなたは部署異動や転職をすると思います。
仮に転職して、大手企業に入社しても、上司ガチャはあります。
さらに、良い職場で、良い上司に当たったと喜んでいたとしましょう。
大手企業はゼネラリストを育成するので、ある日、突然、上司もしくは自分が異動することがあります。
それ故に、配属ガチャ上司ガチャが一生続くのです。
ある日、突然、中途採用でモンスター社員が上司や同僚になるかもしれませんよ?
お局様の対応が手間
9点目は、お局様の対応が手間です。
大手企業のお局様は基本的に、変化を嫌います。
昔から、ずっとこうだった!と言う主張がお局様の正義です。
その正義をミスなくやっている自分こそが優秀で正しいのだ!と半ギレで言ってくるのがお局様です。
さらに、お局様は高齢なのに役職が低いと言う特徴があります。
なので、油断して反論しすぎると、かなり偉い役職の元女とかのパターンが多発します。
上司に相談しても何の対策もなく、どうすることもし難いです。
なかなかに処理するのが難しいのが、お局様の対応なのです。
変なイベント
10点目は、変なイベントがあるです。
例えば、消防隊の放水活動や横断歩道の誘導あいさつ、サークル活動、旅行、労使組合活動、運動会、地域清掃、草刈りなどがあります。
要するに、営利目的の活動以外にも、弊社は地域に貢献していますよ。
って言うアピール活動に参加させられます。
なぜか分からないが、横断歩道の誘導あいさつは賃金が発生しない不思議な現象があります。
お餅ROI話
今回は、大手企業で働くデメリットを解説【電気設計エンジニア】しました。
参考になりましたか?
大手企業に実際に勤めたことがある私からの目線で、デメリットのみをお伝えしました。
なので、大手企業に行くのに不安になりましたかね?
当然、大手企業にはメリットもあるので、そこも総合的に考えて判断してください。
冒頭でお伝えした通り、私は全員に大手企業をお勧めしていません。
個人的な感覚で言うと、大手企業は、融通が利かなく遣り甲斐はないが福利厚生が良い就職先だと思っています。(サラリーマンとして働く場合)
これは言い換えると、中小企業に行くのと比べて、お金が少ないよりはましかもね?って感じです。
良ければ以下も参考にしてください。
【公務員】論文試験に受かる合格テンプレ作成方法を解説【元市役所事務職員が明かす】
地元以外でも地方公務員に合格する志望動機の書き方を実例文で解説【元市役所職員が明かす転職必勝方法】
参考になったら嬉しいです。
ではまた。
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