電験三種【機械の科目】を合格する勉強方法を解説【おすすめの参考書や過去問】

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お餅ROIです。

合格者が9%前後の難関資格に電気主任技術者第三種があります。

その試験には4つの科目があり、今回はそのひとつの機械科目の勉強方法をお伝えします。

私は機械の科目を合計2回受験したことがあります。

1回目は2020年、機械と法規の2科目を同時に勉強して55点で不合格でした。

2回目は令和4年上期、4科目同時に勉強していたにも関わらず合格しました。

そんな私が最短で科目合格をする力を身に着けると言うベクトルで解説をしていきます。

単純に合格点60点を獲得すると言う意味です。

では、いきましょう。

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電験三種はどの順番で勉強して難易度はどの様な差があるのか

電験三種はどの順番で勉強して難易度はどの様な差があるのかをまずはお伝えします。

これは私の独断と偏見によるものです。

電験三種はどの順番で勉強すればいいのか

電験三種はどの順番で勉強すればいいのかは、基本的には理論がまず第一ステップです。

ここは確定で、後は残りの3科目をどの様に対策するのかになります。

電験三種【理論の科目】を合格する勉強方法を解説【おすすめの参考書や過去問】

電験三種は科目ごとに難易度はどの様な差があるのか

電験三種は科目ごとに難易度はどの様な差があるのかは、個人で意見がわかれると思います。

私の中では、難しい順番で機械 ⇒ 理論 ⇒ 法規 ⇒ 電力だと思います。

まず理論を100とした場合、機械は300で難しいです。

法規は40で難しく、電力は30で難しいと思います。

よって、如何にして機械を早々に対策突破するのかがキーポイントの資格試験で間違いないと思います。

なので、機械のみ科目合格している人の方が他の理論、電力、法規の3科目合格している人よりも4科目を合格する可能性が格段に高いと思っています。(300 > 170)

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おすすめの科目別の試験勉強方法

おすすめの科目別の試験勉強方法は、断固として機械こそ真っ先に合格すべき科目だと思っています。

まず全科目の基礎にあたる理論を勉強します。

その後、機械の科目を真っ先に合格する様にシフトしていくべきだと思います。

なので最悪、理論科目で不合格になってもいいので機械科目だけでも確実に合格すべきと考えます。

もう理論など機械を学ぶための通過点に過ぎない!くらいの感覚で良いです。

理由は、上記に記載した通り単純に一番難しく、何度も不合格になる可能性が高く、勉強するモチベーションや心が折れやすい科目だからです。

例えば、どれだけ機械が難しいかお伝えしましょう。

機械には頻出問題の直流機、変流器、誘導機、変圧機があります。

このひとつひとつの教科の難しさは、理論で言うと三相交流や電子回路レベルです。

電力で言うと海水で冷却する火力発電レベルです。

つまり、かなり難易度が高い必須科目が4つもあるのです。

さらに機械科目はこれだけでは終わってくれません。

たくさんの公式を暗記する照明や、難易度の高い情報、皆が苦手とする化学など強敵がまだまだ控えているのです。

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電験三種【機械の科目】を合格する勉強方法を解説【おすすめの参考書や過去問】

電験三種【機械の科目】を合格する勉強方法を解説【おすすめの参考書や過去問】します。

ここからは、私の実体験を用いて時系列にお伝えします。

1、最難関と噂される機械科目へ挑む

2019年に理論と電力の2科目のみを受験し合格していたので、電験三種の勉強方法は自分の中で、ほぼ確立していると思っていました。

なので、2020年の当時、機械の何がどう難しいのかさっぱり分からない状態でしたが、どうせ勉強さえすれば余裕で合格すると過信していました。

結果は、60点合格に対して55点で不合格でした。

敗因は、捨て教科を作った事と2020年の機械の問題から急に方向転換してきたことでした。

具体的には、計算問題重視から論説を問う様になってきたのです。

前年の2019年の受験しなかった機械科目の本試験問題は簡単だった事と、過去問をみて計算問題さえ出来れば合格できると思っていたので急激な方向転換に油断していました・・・・

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2、捨て教科を作って良いのか?

機械科目は難易度が高く、出題される問題教科が多いです。

なので、捨て教科を作ると言う対策案があります。

私の場合は、化学と情報の一部を捨て教科にしていました。

しかし、2020年の時に55点のあと1問で合格できた・・・しかも勉強さえしていれば簡単な化学で点数がとれた・・・

この様な経験から、捨て教科を作る事をおすすめしません。

なので、捨て教科を作って良いのか?の問いはNOです。

 

しかし、一部例外があります。

よ~く機械科目過去問のB問題に注目してください。

具体的には直近2~3年前までです。

その時に出題された頻出問題以外の問題は、勉強しなくて良いと思います。

なぜなら、難しいにも関わらず、どうせ出題されないと考えるからです。

つまり、勉強しても時間の無駄と言うことです。

 

例えば、令和4年上期の機械に挑戦しようとあなたが思っていたとします。

その前年の2021年の過去問では、頻出ではないステファン・ボルツマンの計算問題やフリップフロップ回路の問題が出題されています。

さらに前年の2020年の過去問では、頻出ではない周波数伝達関数の問題やプログラムのフローチャートの問題が出題されました。

この頻出ではない問題は非常に難しい分野の出題だったと思います。

なので、私はここは出題されないと予想し、一切勉強しませんでした。

実際に令和4年上期で出題されていないですしね。

逆に過去問を分析し、一巡伝達関数の問題やヒートポンプの計算問題が出題されるやろうなぁとヤマをはって待ち構えていたら見事的中して笑いました。

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3、電験先生

YouTubeの電験合格先生と検索して動画を見ましょう。

この動画は公式を覚えるのではなく理解していつの間にか覚えている、そう錯覚させてくれるような授業です。

この動画は、授業を行った後に過去問を解く時間が設けられていて、最後に解説すると言うパターンの動画構成になっています。

基本的には、この動画は2倍速にして授業を聞きます。

そして、過去問の演習は、問題の文章だけ読んですぐに早送りをして解説を聞きます。

解説を聞いた後で実際に自分で過去問を解いてみます。

解けなかったら再度同じ動画を最初から聞き直します。

これを何度も繰り返すだけです。

これを最後まで行い、同様に演習編の問題動画も行います。

 

実体験としては基本的には、合計で3~7回程度、動画を見て理解を定着していくことになります。

 

まず1回目の視聴は、簡単な頻出の計算問題が解ける様になる事を意識してください。

残念ながら電験三種の機械は、今までの様に計算問題さえ出来れば合格できる科目ではなくなりました。

しかし、計算問題は確実に得点出来る様にしなければいけません。

なぜなら、機械の科目合格できるレベルの人は、この計算問題を確実に得点源にしているからです。

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3、失敗から学ぶ

2020年に55点で不合格になった私は、捨て教科を作らない事と論説の対策が必要なことを学びました。

そこでまず、下記の参考書を全部読んでインプットして欲しいです。

この参考書は、サラッとどこに何が書いてあり、どういう仕組みでそれが成り立っているのかを覚えてください。

具体的には、電動機と発電機の違いは?フレミングの右手と左手の法則の使い方は?交番磁界って何?直流機と誘導機って結局なにがどういう仕組みで違うの?

ここで学んだ知識は、本試験のA問題の穴埋め問題で出題されるので、その対策として勉強する必要性があります。

ちなみに、この穴埋め問題の難易度は3ランクでわけた時に一番簡単なaランクの問題です。

つまり、必ず得点源にしろ!と言う意味です。

 

1、参考書を覚えて穴埋め問題対策をする。

2、捨て教科を作らずに簡単な問題は得点源にする。

3、計算問題を確実に得点源にする。

 

さて、ここまで出来てようやく本試験で50点を確実に得点できるレベルになりました。

運よく点数調整やラッキーヒットで60点を得点できるかもしれません。

しかし、まだまだ爪が甘いです。

機械科目は70点をとるつもりで勉強していくべきだと私は考えるからです。

 

ここからは、論説問題の対策をしていきます。

具体的には、マイナーなステッピングモータやブラシレスDCモータ等は、何なのか?どういう仕組みなのか?どんなメリットデメリットがあり、実生活でどうやって使用されているのか?

ここを抑えなければ論説問題に対応できません。

ちなみに、この分野の論説問題の難易度は3ランクでわけた時に一番難しいcランクの問題だと思います。

cランクの計算問題は捨ててもいいと私はお伝えしてきました。

しかし論説問題は別です。

出題者は得点出来る様に文章問題にしてあげたんやから、得点しろよな?と言って出題しているのです。

ゆえに得点しなければいけません。

私の体感として、この論説問題の対策まで勉強して、本試験の論説問題では5択の内の2~3択まで絞れる様になると思います。

そこからは・・・エイヤァァァアアアアア!!!!で解答することになるでしょう・・・

ちなみに論説問題のおすすめの参考書は、こちらです。

 

かなりボリュームがあり、読むのに時間がかかると思います。

しかし、確実に合格するために勉強すべきだと思います。

ここまで勉強してようやく、70点を目標目安にして勉強してきたと言えるレベルかと思います。

 

ちなみに本試験では、幸運な事に難しい論説問題は出題されないこともあるかもしれません。

しかし、それはただの結果論です。

機械科目の対策だけは負の無限ループに陥らない為にも、確実に得点できる対策をしておくべきだと思います。

 

ちなみに、この参考書はリニアモーターカーについても記載しています。

この辺りの問題って、今後ニュースで話題になるし、長い期間リニアは活躍すると予想するし、どうせ受験者は対策も理解もしていないですよね?

つまり、出題者は論説問題で出題したい分野だと思う訳ですよ。

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4、過去問と演習問題を繰り返す

過去問と演習問題を何度も繰り返し解いてください。

過去問は難解なC問題レベルの計算問題だけ飛ばして、残りは確実に得点できるくらいまで勉強しちゃいましょう。

たとえ難解なC問題レベルの問題が本試験で出題されても、A問題とB問題の基礎さえ理解し、文章で何が書いてあるのか?を本試験で読解すれば解ける問題も多いと思います。

 

また、電験先生の演習問題は、難しい公式の意味や導出の仕方などを教えてくています。

動画でここまで理解してれば、どんな問題も解けるでしょ?と言っている公式の導出も全て自力で出来る様にしといてください。

公式を暗記するのではなく、自力で導き出せるように!!!

例えば、トルク【T =●●】の分数やルートいっぱい使った公式とか。

 

イメージとして、上記でおすすめした過去問や演習問題を7周くらいしちゃいましょう。

機械に関して、甘えは許しません。

確実に合格する!すぐに合格する!!これを肝に銘じる様に!!!あなたが電験三種に合格する近道です。

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6、本試験を疑似体験

本番試験をイメージする必要性があります。

そもそも自分の計算スピードは試験時間の90分以内に間に合うのか!?

これを解決しておく必要性があるのです。

 

そのためには直近2年分の試験問題を解答しとけばいいのではないでしょうか。

そこであなた自身の傾向が見えてくると思いますよ。

 

参考として、私の場合は60分あればどの年度の過去問題も最後まで解き終わると分かりました。

ここで分かった事は、機械は時間を意識しなくてもいいと言うことです。

余裕をもってゆっくりと解答していけば余裕で間に合うと理解できました。

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お餅ROI話

電験三種【機械の科目】を合格する勉強方法を解説【おすすめの参考書や過去問】しました。

参考になりましたか?

 

ちなみに私は電気科卒でも機械科卒でもないのに令和4年上期に機械科目を合格しました。

しかも全て独学の自力によるものです。

なので、合格するための道筋は今回紹介した方法であっていると思いますよ。

 

ちなみに、やってはいけない勉強方法は色々な参考書に手を出すことだと思います。

あっちも良いかなぁこっちも良いなぁってやっているとおそらく落ちます。

自分が良いと思った参考書を信じて何度も解き直すことをおすすめします。

 

また、一度に大量の参考書を購入するのはおすすめしません。

セット売りだから安く購入できるので4科目一気に購入する愚か者がいます。

これはおすすめしません。

理由は、積まれた真新しい参考書を見ることで自分自身のプレッシャーになり押しつぶされてしまい挫折してしまうからです。

良いですか!勉強とは忍耐力勝負ですよ。頭の良し悪しではない!!!

なので、1科目の勉強が終わった時はじめて、次の科目の参考書を購入するのをおすすめします。

これによって自分自身の達成感と次の科目へのモチベーションに繋がりますからね。

 

さらに、自作のノートに公式や解答方法、コツをまとめている愚か者がいます。

これもおすすめしません。それはただの自己満です。

理由は、時間の無駄だからです。

良いですか。公式や要点をまとめた物ってなんでしたっけ?

その手間暇を取り除いて、お金を出して解決したモノが参考書ですよね?

もう既に存在しているモノを自作する必要性がありますか?

もし市販の参考書を読んで記載不足があるなら、自分で調べてその参考書の空きスペースに自分でコメントを補足すればいいのです。

勉強で合格する人は、こういう工夫を普通にしてますよ。

 

大切な事なので、もう一度言います。

お金とは時間を買う道具です。

今回で言うと、たった数千円程度で参考書を買って自作ノートを作る時間を買っているのです。

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ワンポイントアドバイス

ワンポイントアドバイスは重複しますが、何度でも言います。

機械科目だけは確実にすぐに合格しろ!!!です。

この科目が合格しているかしていないかで電験三種を合格できるか出来ないかに直結します。

機械の科目だけは、絶対にすぐにとれ!!!

なので、一番最初に勉強した理論を不合格になってもいいから、兎にも角にも、機械をとれ!!!

その為には、70点を目標に勉強しろ!!!です。

 

なぜ70点を目標にするかと言うと、年度によって試験の難易度が上下に変動するからです。

簡単な年度は、80点の高得点でドヤ顔ができます。

難しい年度は、ギリギリ60点を獲得するか、点数調整の55点で逃げ切れます。

だから目標は70点なのです。(ちなみに100点目指すのは意味不明)

 

良いですか。資格試験勉強とは、いばらの迷路を攻略する様なものです。

進めば進むほど自分自身が傷つき、いつゴールにたどり着けるのか(合格)誰も分からないのです。

一生迷路の中を迷い続ける可能性も十分にあります。

もしかしたら、試験に合格してもまだ迷路の途中なのかもしれません。

 

良ければ以下も参考にしてください。

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電験三種【電力の科目】を合格する勉強方法を解説【おすすめの参考書や過去問】

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参考になったら嬉しいです。

ではまた。

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