日本の残業による影響とアドバイスや方法を解説

就職

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お餅ROIです

 

皆さんは残業していますか?

私は、残業が好きではありません。

なので必死に定時で帰れるように試行錯誤しています。

 

今回は、これから社会人になる方のために、残業の基本的な考えをお伝えします。

私や周囲の実体験も含んでいますので、リアルな現状がイメージできるかと思いますよ。

 

では、いきましょう。

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残業とは

残業とは、1日の通常の勤務時間内でやり遂げなければならない業務を終われていないときに業務時間外にその業務を終わらせるために行うものです。

本来、管理する人(主に課長)からの指示により、残業して業務に取り組むものです。

 

しかし、業務をしている個人の判断により残業をしているのが現状になります。

 

残業代の計算方法

日曜日や深夜業務などによって割り増し掛け金が違いますが、基本的には【時給×1.25】×働いた時間で計算されます。

1.25が基本的な割り増しの掛け金になります。

【月の基本的な給料 ÷ 21日 ÷ 8時間 = 1時間当たりの給料(時給)】

【時給 × 1.25 × 働いた時間】 = 残業代

 

例)基本給が20万円の人が20時間残業した場合

20万円 ÷ 21日 ÷ 8時間 = 約1,190円

約1,190円 × 1.25 × 20時間 = 約29,760円(月の残業代)

 

日本の残業の考え方

日本の企業残業の考え方は、基本的にはそこで働いている従業員の考え方になります。

理由は、雇用主がそこで働いている従業員に長く定年までずっと働き続けてほしいと思っているので、従業員の意見を尊重しようとする為です。

従業員は、一つの会社からの給料で生活している人がほとんどで皆はそれが当たり前のことだと思っています。

その為、良いものが欲しい、旅行に行きたい、美味しいものが食べたい、子供を大学へ行かせたい等いろいろな思惑から、どうしてもお金が必要になります。

そこで、残業して稼ごうと考えているわけです。これが現状です。

 

そして、この文化は高度経済成長期に完成したと思います。

高度経済成長期とは、日本と言う国になにも物資がない状態だったので、物を作れば売れました。

作れば売れて儲かるのでがむしゃらに仕事をしたのです。

先人の方々は、毎日24時を過ぎるまで残業して、業務を行うことにより日本の発展に貢献してくれました。(ちなみに24時を過ぎると午前なので、敬意を込めて午前様と呼んでいましたw)

 

また、残業すればするだけ給料が増えるだけではなく、残業をやればやっただけ、その人に良い評価がつくようになりました。

つまり出世しやすいわけです。

これは今も色濃く残っています。

残業をしている人は頑張っている人だ。という理論になります。

本当に出世したいならば、以下を参考にしてください。

最速で出世する方法

 

残業による影響

残業による悪い影響がでました。

それは、残業をしている人が頑張っている人だ。という理論がどこの会社でも浸透しているため、仕事を早く終わらせて定時で帰り辛い文化が日本には生まれました。

(本来は仕事を早く終わらせている人が優秀な人材だと私は思っていますが・・・)

そして定時で帰ると、あの人はやる気がない。と言う烙印を押されてしまいます。

その結果、職場に居辛くなるだけではなく、残業していないので月の給料が減り、上司からの人事評価が悪いためボーナスの支給額も減り、出世も遅くなりました。

さらに業務を工夫して早く帰宅すると、業務量が増えると言う悪循環さえ発生します。

ここから従業員はやる気がなくなり、そして気が付きました。

上司や先輩から怒られない程度に、ゆっくり仕事をしていこうと考え実行する人が多発したのです。

 

この結果、日本は経済の発展が世界と比べて遅れてしまいました。

その証拠に物価も平成の30年間ほとんど変わっていません。

また、世界と比べて生産効率が悪いと現在指摘されています。

だってそうですよね。皆仕事をゆっくりとしているんですもんw

時間をつかって残業してお金稼いで仕事はゆっくりやるですからね。

 

これが2021年現在の日系企業の現状です。

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今後の予想

この悪い文化をなくしたいと思っていますが、残念ながらなくならないと思います。

 

残業をしないように工夫して定時で終わらせて、世界の企業を相手にイノベーションを起こしていく。が理想的で行うべきですが、これはないと思います。

理由は、私が従業員として何度も発言や行動で示してきましたが皆リスクをとらずに安全な道を選択したいみたいです。

リスクをとって給料を減らし従業員に嫌われるよりも、事なかれ主義でいこうというわけです。

 

また、日本は世界に比べて人口減少や高齢化が進行し、経済的にも明るくありません。

そして、従業員の考え方も変わる気がない様に見えるため、大幅な人員整理が続々と行われるかと思います。

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2020年の関連ニュース

 

経団連や豊田自動車は、終身雇用制度を維持できなくなったと発言しました。

また、複数の大手企業が大規模なリストラを慣行してきました。

 

2021年も続々と行われるかと思われます。

もはや大手だから大丈夫という考え方は、捨てたほうがいいかと思います。

 

お餅ROI今後のアドバイス

今後は、多くの業務を行えるゼネラリストではなく、一芸に秀でたプロフェッショナルが重宝されていく時代がくるかと思います。

つまり、自分が得意もしくは苦にならない専門的なスキルを習得していける企業に就職していく方が将来性があると思います。

 

例えば、大規模なリストラを行った企業でも転職サイトをみると募集をしていたりします。

優秀な人材は、たとえ不況でも採用され続けられます。

中途半端になんでもできる人よりも、高いレベルの専門家を求めているからです。

 

例えば、プロフェッショナルに求められるスキルとは、プログラミング、簿記、外国語、独占された職務の資格などです。個人的には薬剤師は凄く美味しい職種だと思っています。

将来の夢と職業選択の仕方とは?おすすめの職業を具体的に解説!

また、スキルを身に着けて、独立していく道や同じ職種、例えば経理という業務を週一で色々な会社で行っていく選択などもあるかと思います。

 

雇われている1社から20万円を貰うよりも、10社から2万円貰って合計20万円の方がとても安定的でやりがいのある生活ができると思いますよ。

いつの世も、やるかやらないか本人の行動力次第です。

 

良ければ以下も参考にしてください。

人生の悩み事をランキング形式で紹介★要点の整理と具体的な対策!悩み事年表スケジュール

頭が良い人とは何かを具体的に解説

新入社員や若手社員に必要な知識や今後の指針を解説

 

参考になったら嬉しいです。

ではまた。

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