有給休暇の違いをホワイト企業とブラック企業と公務員で比較

就職

ど~も

お餅ROIです

 

皆さんホワイト企業についてどんな印象がありますか?

なんとなく良い印象がある。働けるなら働きたい。

こんな所でいいでしょうか?

 

ブラック企業についてどんな印象がありますか?

ノルマがきつそう。給料が安そう。

こんな所でしょうか?

 

公務員についてどんな印象がありますか?

なんとなく楽そう。しかも安定しているんでしょ。

こんな所でしょうか?

 

 

私は大学卒業後の数年間、ある東証一部上場のホワイト企業に勤めていました。

その後、市役所の事務職として働き、現在は中小企業のブラック企業に勤めています。

その経験を踏まえて、有給についての比較をお伝え致します。

 

結論としては、公務員が通常の有給日数に関しては一番多いことになります。

 

では、いきましょう。

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ホワイト企業(東証一部上場企業)

まずは、東証一部上場企業とは、全国に2,188社あります。(2020/12/25現在)

全国的にみると全体の0.01%しかないそうです。

私が勤めていた会社はネームバリューがなかったので、社名を言ってもそこまで威力を発揮しませんでした。

しかし、銀行員や保険等が知る人ぞ知る会社でした。

実生活では、単純に東証一部上場企業に勤めていると伝えただけで、ほんわかと対応が良くなった実感がありました。

ホワイト企業の有給

ホワイト企業の有給は、有給の数が初年度に12日付与され、そこから2年目以降は14⇒16⇒18⇒20⇒20・・・・と増えていきます。

 

補足事項として、有給は2年間取得しないと消滅してしまいます。

 

しかし、ホワイト企業は裏有給制度があり、事故や怪我などの不測の事態に備えて2年間経過しても一定期間保管されていました。

その時に使用できるセーフティーネットが整っていたことになります。

 

例)ある40代の開発の係長は精神的な不調で1~2か月程度、出勤できなくなりました。

その時に裏有給制度が使用されていました。

 

また、通常の有給(最大年間20日取得)とは別に特別有給制度がありました。

これは年間の好きなタイミングに3日間休暇が取得できるという制度でした。

 

また、この会社は半休制度がありました。

通常の有給は1日単位で使用すると思いますが、0.5日使用して、午前か午後好きなときに休むことが出来るものです。

 

ブラック企業(中小企業)

ブラック企業は、従業員の1割が中途社員として毎年入社します。

そして、従業員の1割が毎年退社していく会社になります。

つまり、人の出入りが激しい会社です。

 

今は良くなったが数年前までは1日の残業時間は4時間、毎月の残業の合計時間は60時間以上は必ずやっていたそうです。

そして、ワンマン社長の経営で、いい意味で体育会系な上下関係の厳しい会社になります。

 

ブラック企業の有給

 

ブラック企業の有給は、有給の数が、初年度10日⇒11⇒12⇒14⇒16⇒18⇒20⇒20・・・・と増えていきます。

若手は比較的使用できていますが、ある程度の年齢や役職になると使用できなくなります。

 

単純に仕事量が多すぎて、そもそも休むことができないので使用できないのです。

使えて健康診断と私用のみです。

つまり年間の使用回数は2日で、その日も家に会社専用の携帯電話を持ち帰り、仕事の対応をすることになります。

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公務員の有給(市役所)

 

公務員はどの職種も同様と思いますが、有給の数が初年度に20日取得され、2年目以降からは20⇒20・・・・となります。

 

ちなみに半休制度もあります。

選挙の翌日などに、管理職がよく使用していたイメージがあります。

注意点

 

まず役所は一つの担当の係りを数人で担当しています。

そして、閉鎖的な文化で、若手が率先して業務を行うものだと言う文化があります。

なので、そもそも業務の担当者しか専門の業務が分かりません。

つまり、休日も連絡があれば、対応をします。

 

専用の携帯電話の支給もないため、同僚から個人の携帯電話等に問い合わせの連絡があります。

その連絡を元に、個別での対応をすることになります。

 

また、意外と思うと思いますが、夏休みはないです。

正確に言うと決まった日に指定された長期連休がありません。

 

うろ覚えですが・・・6~9月の期間の4か月の間に、その市役所が定めた日数(3~7日程度)を好きな日に指定して取得することになります。

 

ちなみに財政力が高かったり、規模の大きな市町村の方が、夏休みの日数が高くなる傾向にあります。

そして、連休も取得し易いと思いますよ。

 

土日と合わせて長期的に連休は取得できないと思っていた方が賢明かもしれませんね。

ちなみに若い女の子は結構優遇されているようにみえました。

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お餅ROI結論

結論としては、どう考えても通常の有給に関しては、公務員が一番取得日数は多いです。

なぜなら、公務員が開始当初から最大日数の20日取得スタートだからです。

 

  ホワイト企業 ブラック企業 公務員
1年目の累計 12 10 20
2年目の累計 26 21 40
3年目の累計 42 33 60
4年目の累計 60 47 80
5年目の累計 80 63 100
6年目の累計 100 81 120
7年目の累計 120 101 140
8年目の累計 140 121 160
9年目の累計 160 141 180
10年目の累計 180 161 200

しかし、取得しやすいかや連休が取得できるのかは、また別の問題になりますね。

よって、有給に関しては、日数だけではなく取得のし易さや、取得できる特別制度なども知っておくことが大事かと思われます。

 

調べ方が分からない人は、会社のホームページの福利厚生の情報を見たり、先輩や人事に質問すれば教えてくれると思いますよ。

 

良ければ以下も参考にしてください。

お金の運用!福利厚生の比較★ホワイト企業、ブラック企業、公務員

家賃補助の比較★ホワイト企業、ブラック企業、公務員の違いとおすすめ

残業代の比較★ホワイト企業、ブラック企業、公務員

 

参考になったら嬉しいです。

ではまた。

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