自社株買いは転職や定年退職の時にどうなるのか実例を用いて対応手順を解説【元東証一部上場企業職員が明かす福利厚生】

投資

どーも

お餅ROIです

 

皆さんは自社株買いに参加していますか?

そもそも上場した会社に入社していない・・・って感じですかねw

私は東証一部上場企業に入社した時に参加していました。

同期に聞いても参加していない人はいませんでした。

 

なので、自社株を持っている会社員はソワソワしているかと思います。

そこで転職や定年退職の時に、どの様な対応をすればいいのかを解説していきます。

では、いきましょう。

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自社株買いの退職時の対応手順

自社株買いの退職時の対応手順は、こちらです。

 

そもそも退社前の自社株買いは会社の福利厚生として、人事や経理などの部署が管理していくれています。

なので、本人は何もよく分かっていない状態で、毎月少額を積み立てているイメージでいると思います。

 

退職時は、この管理を自分でしなきゃいけない様になります。

自社株買いとは、そもそも自分の勤めている会社の株式の事です。

なので、管理するには【証券口座】が必要になってきます。

おそらく、ほとんどの人が【証券口座】を持っていないと思うので、用意する必要性が出てきます。

 

日本の株式はたいていは100株単位でしか購入できません。

しかし、自社株買いは少額から積立てられる制度です。

よって、退職時に100株単位でピッタリと持参している人などいないかと思います。

 

重要なポイントは、100株未満はその時の時価で会社が強制的に売却し、あなたの銀行口座に現金が振り込まれます。

残りの100株以上は証券口座に入れられるシステムです。

よって、自社株を自分で計算して100株以上あるならば、絶対に証券口座が必要だと認識してください。

逆に100株未満ならなくても問題ないと思います。

【証券口座】の発行には早くても2週間程度は、必要なので早めに用意しておいた方がいいです。

おすすめの証券口座は手数料や管理費が最安値のSBI証券です。

そして、会社側から株式の振り込む選択として【特定口座】か【一般口座】かどちらに入れるか聞かれます。

おすすめは、税金の確定申告をする手間がない【特定口座】を選択してください。

自社株買いの退職時の対応手順の要約

自社株買いに参加している社員が退職する時は、証券口座が必要です。(100株以上は必須)

振込時は、【特定口座】一択を推奨します。

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自社株買いの退職時の対応手順の失敗談の実例

自社株買いの退職時の対応手順の失敗談の実例を紹介します。

 

私が東証一部上場企業を退職する時は、264株程度持っていました。(実際の数字はうろ覚え)

なので、64株は時価で売却されて給与が振り込まれる銀行口座に現金が預金されました。

残りの200株は、証券口座が必要になりました。

ちなみに手間なので、264株全て時価で銀行口座に預金してくれないか?と相談しましたが却下されました。

 

なので、自力で対応する必要性がありました。

当時の私は、20代前半で若く何も分かっていなかったです。

なので、会社に相談しました。

どうやら会社が提携している証券口座があり、書類を書けば、その証券口座に株式を保管できるようにすると言われました。

ほぼ何もしないで手間が省けたと思い、そのアイディアに賛同しました。

そして【一般口座】は一般人が選択する口座だと勘違いをしていました。

よって、会社と連携した【証券口座】の申請と【一般口座】での開設をしました。

この2点が重大なミスでした。

 

まず、会社と連携した【証券口座】は手数料や管理費が高いです。

これで配当金などの資産の大部分を失いました。

そして、【一般口座】なので年末の確定申告をする手間ができました。

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お餅ROI話

本日は、元東証一部上場企業の社員が明かす退職時の自社株買いの売却手順をお伝えしました。

転職や退職を考えている人には参考になったのではないでしょうか?

 

要約すると、証券口座と振り込む方法を間違えない事が最重要ポイントです。

良ければ以下も参考にしてください。

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参考になったら嬉しいです。

ではまた。

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